いびき・睡眠時無呼吸症候群 耳鼻咽喉科トピックス

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いびき・睡眠時無呼吸

1.いびきが問題になる場合

第一は、騒音としてのいびきです。もっとも本人は眠っているので何の苦痛もないのですが、周囲の人に迷惑を与え(夫婦生活、子供の苦情、結婚を控えて、団体生活など)、ひいては本人の社会生活に影響を与えるものです。

第二は、最近話題の睡眠時無呼吸症候群です。いびきがおこるのは上気道の狭窄によりますが、狭窄が強いと睡眠中に数十秒にも及ぶ無呼吸を繰り返します。このため、血液中の酸素濃度が低下、炭酸ガス濃度の上昇をきたし、ひいては肺循環、体循環の血圧上昇をもたらします。ひどい場合には急死することもあります。また夜十分に眠れないため、早朝に頭痛をきたしたり、目覚めが悪かったり、昼間に傾眠傾向になったりします。

2.睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)の定義

呼吸に伴う空気の流れが鼻あるいは口で、10秒以上停止した状態を無呼吸とし、この無呼吸を睡眠7時間中に30回以上認めるか、あるいは無呼吸指数(1時間当たりの無呼吸回数;Apnea Index)が5以上の場合を睡眠時無呼吸症候群と言います. SASは睡眠時に呼吸中枢(脳)の活動が弱まるために起こる中枢性SAS,睡眠中に呼吸路が閉塞されるために起こる閉塞性(末梢性)SAS,その2つが混合した混合性SASに分類されます。

3.いびきの原因

(1) 全身には肥満、狭頸、飲酒、過労などが挙げられます。
(2) 局所的には鼻副鼻腔、上咽頭疾患、中咽頭形態異常、喉頭疾患、小顎症、巨舌などがあります。

4.睡眠時無呼吸症候群の症状

(1) 睡眠中の症状・・・無呼吸、いびき、過眠または不眠、異常行動
(2) 覚醒中の症状・・・昼間傾眠、起床時の頭痛、起床時の口内乾燥、咽頭痛、精神症状
(3) 合併症・・・・・・高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など

5.いびき、睡眠時無呼吸症候群の検査

耳鼻咽喉科的な診察(鼻、口腔内、咽、喉頭)、体格(身長、体重)、血液検査
睡眠時の呼吸モニター(睡眠時ポリグラフ;睡眠時無呼吸症候群の診断、重症度を知る上で重要)
いびきの音響分析(狭窄部位の診断に有用なこと有り)

○当院では、入院または在宅にて夜間睡眠時の簡易呼吸モニター検査を行えるように
 しております。
○平成26年10月より「PSG検査」が可能になりました。

6.治療

耳鼻咽喉科において治療の対象となるいびきは、上気道の閉塞によって引き起こされもので、基本的に手術治療が可能なものです。

小児ではいびきのみではあまり治療の対象になりませんが、睡眠時無呼吸がある場合には、主にアデノイド切除や扁桃腺の摘出を行います。

成人に対しては、扁桃腺摘出や強い鼻閉があれば鼻中隔矯正や粘膜下下鼻甲介切除などの鼻の手術も行います。また、中咽頭の狭小がみられれば、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術を、舌根が大きければ下顎骨骨切り術や舌根部正中レーザー切除などを行う場合もあります。いびきだけが問題になる場合、症例によっては局部麻酔下の日帰り外来レーザー手術も可能です。

保存的な治療としては減量、減酒、側臥位で寝るなど就寝時の姿勢の工夫などがあります。また、減量するまで無呼吸を防ぐため器械による補助呼吸(nasal CPAP)を使用することもあります。

中枢性無呼吸症候群に対しての薬物治療としてプロゲステロン製剤、炭酸脱水酵素阻害剤、三環系抗うつ剤、トリプトファンなどを使用することもあります。

耳鼻咽喉科 田中寛

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